1. 研究室ホームページ
    http://panda.cs.inf.shizuoka.ac.jp/

  2. 研究組織
    3. 研究分担者氏名 山口高平
    所属機関・部局・職 静岡大学情報学部情報科学科・ 教授
    現在の専門 知識科学
    学位 工学博士
    所属＆アドレス： 浜松市城北３丁目５−１
    静岡大学情報学部情報科学科
    電話番号 053-478-1473
    FAX番号 053-473-6421
    Email： yamaguti@cs.inf.shizuoka.ac.jp

  3. 研究協力者
    4. 研究協力者氏名 橘　恵昭
    所属機関・部局・職 愛媛大学法文学部・講師
    現在の専門 金融情報システム論
    学位 工学修士
    所属＆アドレス： 松山市文京町３番
    愛媛大学法文学部
    電話番号 089-927-9234
    FAX番号 089-927-9234
    Email： tachy@ll.ehime-u.ac.jp

    研究協力者氏名 和泉　憲明
    所属機関・部局・職 静岡大学情報学部情報科学科・助手
    現在の専門 人工知能
    学位 工学修士
    所属＆アドレス： 〒432-8011浜松市城北３丁目５−１
    静岡大学情報学部情報科学科
    電話番号 053-478-1457
    FAX番号 053-478-1457
    Email： izumi@cs.inf.shizuoka.ac.jp

    研究協力者氏名 酢山　明弘
    所属機関・部局・職 静岡大学大学院理工学研究科・博士３年
    現在の専門 機械学習
    学位 工学修士
    所属＆アドレス： 〒432-8011浜松市城北３丁目５−１
    静岡大学大学院理工学研究科
    電話番号 053-478-1473
    FAX番号 053-473-6421
    Email： suyama@cs.inf.shizuoka.ac.jp

    研究協力者氏名 根岸　直哉
    所属機関・部局・職 静岡大学大学院理工学研究科・修士２年
    現在の専門 機械学習
    学位 工学士
    所属＆アドレス： 〒432-8011浜松市城北３丁目５−１
    静岡大学大学院理工学研究科
    電話番号 053-478-1473
    FAX番号 053-473-6421
    Email： s4029@cs.inf.shizuoka.ac.jp

  4. 研究課題

    5. バイアスを探索する知識発見システムの構築と評価

  5. 研究目的

    6. 機械学習（ML）とデータマイニング（DM）技術が，急速に成長しつつあり，多くの知識発見ツールを利用できる状況になってきた．しかし，機械学習の専門家でない エンドユーザがそのようなツールを利用するには，まだまだ負担が大きい．特に，ML/DM 技術を利用するエンドユーザが「ML/DMアルゴリズムの選択」と 「データ前処理」という2つの問題に直面している．この２つの問題は，知識発見のバイアスを探索する問題，あるいは，メタ学習の問題と捉えることができ，MLの コミュニティにおいても，MLアプリケーションを開発するための方法論の整備やその開発プロセスを自動化するメタ学習プロセスに関心が寄せられている （ECML98WS, AAAI98\&ICML98WS, ICML99WS）．
    本研究では，このような状況を踏まえ，まずは「ML/DMアルゴリズムの選択」問題だけを支援する計算機環境についてアプローチする．すなわち，帰納学習 アルゴリズムを分析し帰納学習法を体系化し，学習アルゴリズムを構成する部品体系「プロセスオントロジー」と学習プロセスで扱われる様々な情報体系 「オブジェクトオントロジー」を構築した後，2つのオントロジーを利用した帰納アプリケーション支援環境 CAMLET の設計とUCI MLリポジトリデータ等を使って CAMLETを評価する．

  6. 研究計画

    7. 平成１１年度は，下記の計画により研究を進める．
    プロセスオントロジーの拡張：ベイジアンネットワークや強化学習などの新しい帰納学習メソッド，並びに，精度や誤認率以外に記述長や理解容易性などの 評価基準を付加して，プロセスオントロジーを拡張する．
    探索の改善：ＧＰのＧ交差的な操作，ランダム操作，ヒューリスティックに基づく部品交換といった３種類のオペレータ，並びに，大域探索と局所探索を融合した ハイブリッド探索等を比較評価して，探索の改善に努める．　
    並列探索の予備実験：探索の改善を超並列計算機（平成７年度に静岡大学大学院最先端設備費として導入された超並列計算機AP1000，最大256PE)の 下に進めていく．
    実データセットの整備と評価実験：流通や金融データがCD-ROMより提供されているので, これらのデータリソースを整理・統合し, 開発したシステムを実データ により評価する．

  7. 発見科学に関する研究成果(開発ソフトウェアを含む)

    8. A.Suyama and T.Yamaguchi: Specifying and learning inductive learning systems using ontologies, AAAI’98&ICML’98 Workshop on Developing ML applications: Problem Definition, Task Decomposition and Technique Selection,pp.29-26 (1998)

    Akihiro Suyama, Naoya Negishi and Takahira Yamaguchi: CAMLET: A Platform for Automatic Composition of Inductive Learning Systems Using Ontologies, In Proc. Pacific Rim International Conference on Artificial Intelligence 1998,Lecture Notes in Artificial Intelligence, Vol.1531, Springer-Verlag, pp.205-215(1988)

    Akihiro Suyama, Naoya Negishi and Takahira Yamaguchi: Composing Inductive Applications Using Ontologies for Machine Learning, In Proc. Discovery Science 98,Lecture Notes in Artificial Intelligence, Vol.1532, Springer-Verlag, pp.429-430(1988)