人工知能基礎論研究会が本会議と重なって開催されます.本会議に含まれてい ない講演のプログラムは次のようになっておりますのでご案内申し上げます. 参加費は不要ですが,講演論文集は1,500円かかります.

【7月7日(水)】
15:30−15:55
論文題目: 仮説選択: AARに於ける仮説生成としての類似写像
○阿部 明典 ,藤本 和則 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
概要:AAR での仮説生成に於ける類似写像を仮説推論の枠組で考え、写像先選定の問題を述べる。
15:55−16:20
論文題目:ネット記事から獲得された推論知識を扱う超空間推論法の実験と評価
○藤本 和則, 阿部 明典, 松澤 和光(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
概要:ネット記事から獲得された推論知識を扱う超空間推論法の研究を進めている。本稿では、実際のネット記事を使った実験結果を中心に述べる。
16:20−16:45
論文題目:0n A Star Situation Calculus
○房岡 璋(立命館大学理工学部情報学科)
概要:超準解析の方法に従い、Situation Calculusの超実数の上でのモデルを与え、連続系に対する非単調推論について述べる。

休憩10分

16:45−17:10
論文題目: Hybird method for basket-marketing prediction
○ Xiaolong Zhang, Tetsuo Narita, Yoshio Mizuhiki (IBM Japan.)
概要:A hybird prediction approach to retail sales data is presented. By combining both statistics and neural methods, target variables are effectly predicted, Created models can be used to predict the futuredata.
17:10−17:35
論文題目: Graph-Based Induction の一般グラフへの拡張と World Wide Web データへの適用
○松田 喬,堀内 匡,元田 浩,鷲尾 隆(大阪大学産業科学研究所),熊澤公平,荒井尚英((株)リクルート)
概要:有向グラフ中の類型パターンを抽出するGraph-Based Inductionを木構造データのみでなく一般グラフに適用できるように拡張し,World Wide Webデータへの応用を試みる.
17:35−18:00
論文題目:参照の共起性に基づく発見手法
◯村田 剛志(群馬大学)
概要:サーチエンジンにおける参照の共起性に基づいてWebページ集合の関連性を発見する手法について述べる。
17:18:00−18:25
論文題目:Support Vector Machineによる物体認識のための標準形変換
○菅谷 信介,鈴木 英之進(横浜国立大学工学部電子情報工学科)
概要:提案手法は、回転、移動および伸縮変換を加えた画像からの100個の物体認識問題で、97%の正答率を示した。
【7月9日】
13:55−14:20
論文題目: 企業ニーズを研究シーズに関連づける情報探索システムの試作
○奥野 弘之,堀井 洋(北陸先端科学技術大学院大学),加藤直孝(石川県工業試験場),敷田 幹文,國藤 進(北陸先端科学技術大学院大学)
概要:企業側のニーズを反映する研究開発シーズを行なっている研究開発機関をWeb上で情報探索するシステムを試作したので、その設計方針と試作結果を報告する。
14:20−14:45
論文題目: テーブル表現を用いた文脈自由文法の帰納的学習
○榊原 康文,近藤 充弘 (東京電機大学情報科学科)
概要:構文解析表に似たテーブルを用いた表現方法を提案し、遺伝的アルゴリズムを使って文脈自由文法を効率良く学習した結果を報告する。